チンダルレ

チンダルレを遠くから見るように
お慕いしていました


末期ガンを宣告され、死を受け入れた男には最期に会いたい女がいた…この国で生きるためパチンコの世界で身を立てるしかなかった在日二世の人生、死を前にした愛の旅路に青春の日々が交差する…思い続けた愛のたどり着くところは…

李 起昇(イ・キスン)
1952年山口県、下関に在日2世として生まれる。母親は日本人。
福岡大学在学中より小説家を目指す。
韓国への留学、民団中央本部勤務を経て、1985年「ゼロはん」で群像新人賞を受賞。
同年公認会計士試験に合格し、その後、会計士の仕事に携わる傍ら、新作小説の発表を続ける。
妻は韓国舞踊の人間国宝の履修者でもある趙 寿玉(チョウ・スオク)
2013年「胡蝶」2016年「日本は韓国だったのか韓国は日本だったのか」をフィールドワイより発刊。

■製品仕様

著者:李 起昇
発売日:2018年3月6日
判型:B6
総ページ数:336
定価:1,600円(税別)
発行:フィールドワイ
発売:メディアパル

ISBN:978-4-8021-3095-0